数多くの経験に裏打ちされた解決方法で、あなたの人生の再出発をサポートしたい。

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【私が沖縄に来た経緯・離婚事件の推移】

私は弁護士登録当初、東京の事務所で雇われ弁護士をしていました。仕事をしはじめてすぐに長女の妊娠が分かり、事務所近くの住宅を探しました。しかし、東京の住宅事情は厳しく、夫の出身地である沖縄で生活していくことを決め、夫婦で2009年に沖縄に法律事務所を構えました。当初は事務員さんもいない二人きりの事務所でした。しかし、沖縄弁護士会に登録した当初は沖縄の女性弁護士は10名程度で、実働していらっしゃる女性弁護士は両手で数えるほど。当然、沢山の離婚事件を担当する事となり、私の離婚弁護士のキャリアがスタートしました。

【沖縄に来たナイチャー嫁として】

沖縄に来た当初は全く沖縄の長男に嫁ぐという意味が分かっていませんでした。そもそも、私の両親が福岡から大学時代に上京し、私は親戚も周りにいない家族で育っていたからです。10年以上ナイチャー嫁をしているうちにたくさんの暗黙のルールのようなものがやっと分かってきました(そのルールに唯唯諾諾従っているかはご想像にお任せします。)。

【離婚事件を扱ってきて】

離婚事件を扱い始めたときは、教科書に書いてある通りに調停や裁判が進むわけではない現実を知り圧倒されたことを覚えています。

本来、法律の分野は、 偏見差別を入れることがない平等な運用がなされるべきところです。憲法第14条は「すべて国民は、法の下に平等であつて」と規定しているぐらいですから、貸金訴訟などは当然、女性だから支払いは少なくてもよいとかそういう事にはなりません。しかし、離婚事件などの家事事件においては、その運用・判断に、男女の役割や偏見や、現実の社会におけるゆがみが少なからず反映されています。弁護士としては、この暗黙の了解を知り、限界を知ったうえで敢えて挑戦するような経験がない限り、依頼者の利益を図る必要があると考えています。

離婚は、人生の新たな出発点と言えますが、同時に非常に大きな精神的苦痛を味わうものです。

多くの方の離婚は、人生においてそう何度も経験するものではないため、どのように離婚が進んで、最終的にどのように解決されるのかが分からないことから、無駄に当事者が主張を譲らず、対立が激しくなるというケースがあります。また、訴訟や調停にするか、当事者が泣き寝入りするかの2択でしか解決できないような離婚もあります。

もし、この離婚について解決方法が分かっている弁護士の助力があれば、無駄に当事者が争うこともなく、早期に新しい人生のスタートを切ることが出来るはずです。

私は、依頼者の気持ちに寄り添いながら、人生の再スタートのサポートをさせていただきたいと思っています。

<沖縄での主な取り扱い案件>

不貞慰謝料請求・慰謝料減額交渉・有責配偶者側離婚訴訟・離婚調停・監護者指定・子の引き渡し(男性側・女性側)
財産分与(マンション・家屋ローンあり・公務員・自衛隊・自営業者)・養育費・面会交流・DV案件

<経 歴>

1976年 神奈川県に生まれる
2000年 中央大学法学部法律学科卒業
2006年 中央大学法科大学院卒業
司法試験合格 沖縄県出身の夫と結婚
2007年 司法研修所卒業
第一東京弁護士会登録
東京の法律事務所にて勤務
2009年 沖縄弁護士会登録
ニライ法律事務所開設
2010年 両性の平等に関する委員会副委員長
沖縄県女性相談所法律相談員
犯罪被害者委員会委員

主な所属組織

犯罪被害者支援精通弁護士
子どもの権利委員会委員
全国倒産処理弁護士ネットワーク会員
建築紛争審査委員会所属

主なメディア出演

RBC琉球放送iラジオ